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自宅でトレーニングのすすめ How to prepare for the next Keiko

稽古が休止になって1ヶ月半が経とうとしています。道場で目に焼き付けたはずの先生のお手本を必死で思い出しながら自宅で細々と素振りを続けてきましたが、稽古再開までもう少し時間が必要と分かるにつれて不安になってきました。本当に素振りだけやっていれば大丈夫なのか、足はちゃんと動くのか、柔軟運動もした方がいいのか?

剣道の稽古はできなくても、今できることを少しでもしておきたいという一心で先生にご相談したところ、一人でできるメニューを教えてくださいました。ホームページ上での公開についてもお許しをいただきましたので、ここにご報告いたします。

水田先生から水田道場の皆さんに「全日本剣道連盟のホームページに自宅でできる剣道の体づくり アイソメトリックトレーニング その1が掲載されましたので、参考にされるといいと思います。各自、健康と安全に気をつけながら過ごしてください」とのことです。

ウォーキング Walking

自宅周辺に一人で歩けるところがあれば、人混みを避けてウォーキングをするのがよいでしょう。

走る必要はなく、少し早めの速度で40分ほど歩きます。その時に注意することは
身構えを意識する(体幹を意識する)
 速歩で進むと自然に腕を振れる。
 そのまま上肢を意識して自然体で進みます。
 猫背や前屈みにならないようにならないように注意する。

自然体で歩く
 自然体に緩急強弱をつけるといろいろな動き、作用が生じる。
 まずは基本的な動きを身につけるために自然体で歩いてみること。

【そのほかの注意】
・走っている人とすれ違う時は距離に注意しましょう。

素振り Suburi

いつもの素振り
・本数は多くなくてもいいので、稽古の前にしているくらいの本数の素振りをする。
・その際に正しい足さばきを意識して行う。

椅子に座って素振り
・最初は竹刀を持たずに振ってもよい。
・振り上げる時は背筋を意識する。
・打ち下ろしたのと同時に右手すべての指先から力が前の方に抜けて行くイメージで。
・肩、肘、手首それぞれの関節を順に動かして振る。腕の力だけで振ろうとしない。
・立って竹刀を振っていた時には意識していなかったところに気づけたかどうかを確認する。