Sample Company

日々是好日-道場での日々 Days in Dojo (Japanese only)

ホームページの管理人の日記です。

Index
 2018年  11月  3日  全日本選手権
 10月   18日  藤崎先生の日記
 16日  一眼二足三胆四力
 9日  師匠と弟子
 3日  なっちゃん帰る
 9月   30日  水田先生のヴェネチア訪問
 17日  茨城県剣道祭
 13日  旅の支度
 4日  断捨離の道は遠く
 8月   27日  長南先生
 20日  アクティブラーニング
 18日  柿の鳥よけ
 12日  緊張の対処法
 11日  夏の休日
 1日  真夏の稽古
 7月   30日  2018道場の風景3
 22日  梅干しに初挑戦
 18日  夏の稽古
 4日  松本さんの来訪
 3日  サッカーW杯
 2日  2018道場の風景2
 1日  なっちゃん国体選手に
 6月   22日  昇段祝賀会
 15日  梅酒の旅
 10日  団体選手権大会
 7日  梅仕事
 5月     19日  ピアノと剣道
 16日  駒田先生となっちゃん
 12日  柿の摘蕾
 9日  松本さんの再来訪
 5日  京都大会:範士の部
 4日  京都大会:朝稽古
 3日  京都大会:武徳殿
 1日  八段審査一日目
 4月    29日  飯野先生おめでとうございます
 14日  山崎先生の筍ふたたび
 7日(2)  県の稽古会
 7日(1)  山崎先生の筍
 2日  2018年度の初め
 3月   22日  一対一
 16日  メメント・モリ
 14日  マインドフルネス
 12日  吉沼先生お大事に!
 10日  お隣の国なのに
 2月   26日  昼休みの電話
 19日  剣道研究会
 15日  藤崎先生がおじいちゃんに
 14日  山崎先生のノート
 9日  水田先生の手書き文書
 6日  ファビオさんが二級に
 3日  剣道指導者研修会
 1月  31日  2018道場の風景1
 29日  山崎先生
 24日  飲みもの係の夢
 3日  初稽古の準備
 2017年の日記はこちら
2018/11/03

11月3日、日本武道館の観客席は一回戦からもうずいぶん埋まり、選手の見事な一本に湧いていました。私の周りは剣道の先生も多かったようで「ああ~!今の、僕だったら(旗を)あげちゃったなあ~!」などという声も聞こえてきて、みな熱心に試合を観ていました。

私は審判といえば講習会などでやっと作法を覚えたばかりですが、そのたびに山ほどご注意をいただくので、試合と同じくらいに審判の先生方も気になって見ていました。全日本選手権の審判員の先生方は全員範士、立っている時も歩いている時も姿勢が崩れず、3人で作っている二等辺三角形も崩れません。どうしてあんな風にできるのだろうと観察していて、必要な時に必要なだけ動く、その「必要な時」を見極める判断がすごいのだと思いました。

そして審判員の独立と連携・・先生方の旗の動きはもちろん体の動きのひとつひとつが、常にあと2人への信号となっているのではないかと考えるに至りました。「私の判断はこうです」という信号を他のお二人が受け取って返事をする、あんなに速い技の応酬を見ながら常にこの連絡もし続けているのだとしたらすごいの一言に尽きると思います。

そんな審判員の旗が一斉に3本上がる一本・・いつかそんな一本が打てたらいいなあと思いながら試合を観ました。

2018/10/18

10月16日の日記をご覧になった藤崎先生から「HP読みました。ああいうふうにかかれるとコメントをどう言えばと困ってしまいました。トホホ」というメッセージをいただきました。

17日に道場でお目にかかって「先生の好きなように書いてください!」とお願いしているところへ水田先生がいらして「そうそう!」と藤崎先生の背中を押してくださり・・

そして今朝いただいた藤崎先生の日記です。
-------------------------------------------------------
何かと言われてどう返事を書いていいのか?今日の先生に言われたこと。回さないでまっすぐでした。丹田に力いれ、体を真っ直ぐにした状態で打つといいといわれました。

以前面打ちのビデオを取り、見てみたら、背中が曲がっている状態で、「なんじゃこれは?」と思いました。お腹に力を入れ、顔をあげ、相手を見て打つように心掛けなければと思いました。中々できないのですが、普段歩く時もお腹(丹田)に力を入れた状態で、力を下にし、背中を伸ばすようにして、歩くようにしています。

時々ですが、先生に言われたことをメモ書きのようにしています。でも言われたこともその時理解しても、「あれ!?何て言われたっけ」と忘れてしまう、この頃です。齢には勝てません。剣道したいけど、体がもつかなと考えるこの頃です。
-------------------------------------------------------
昼休みに「文章書くの自信ないんだよ。うまく切り取ってね」とお電話もくださいました。

いつも稽古をつけているヘナチョコに「トホホ」と書いて送ってくださる藤崎先生、いただいた日記からも優しいお人柄が読み取れます。
藤崎先生、どうもありがとうございました。またいつでも、日記をお待ちしています!

2018/10/16

藤崎先生から「昨日の先生の『一眼二足三胆四力』のお話を憶えていますか?先生のお話を掲載してはどうですか?」というLINEのメッセージを(そうなのです!藤崎先生とLINEができるのです。ご希望の方は藤崎先生まで)いただきました。

もちろん憶えております!とお返事をしましたが、いざ書こうと思うと昨日の話の中心部分は本当にそこだったのかな・・と途端に自信がなくなります。

水田先生の稽古前と稽古後のお話は、短い時もいろいろな要素が詰まっています。小さい頃の話、お父様の話、学生時代の話、指導されている学生さんとのやりとりなどなど・・よく聞いているとその中から水田先生の剣道に対する揺るがない気持ちや方針のようなものが見えるような気のする時もありますが、私の剣道に関する知識と技術が浅すぎて先生のお話の中心部を受けとめられているのか全く自信がありません。

というわけで、藤崎先生からのお話をお待ちしています!先生ご自身のお話も大歓迎です。どうぞよろしくお願いいたします。

2018/10/09

東京の製薬会社の道場で、「あなたが差し出したお茶を先生が笑顔で受け取るのを見ると、俺にはあんな嬉しそうな顔を見せてくれたことないのにと思う。でも先生が嬉しくてよかったなあ~とも思うんだ」とE先生に言われたのはもう十年も前になるでしょうか。

なんとも複雑なお弟子さんの気持ち、でもE先生は「先生が嬉しいならそれが一番」というお気持ちなんだなと思いながら見ていると、車に乗る時降りる時、ふと助けが必要な時、必ず先生はこのE先生の方へ手を伸べました。するとE先生も必ずその手を取って先生を助けるのでした。

剣道の「師匠と弟子」について何も知らなかった私も、このお二人の姿を見ているのが好きでした。先生のお名前は地福義彦先生、私にはいつも優しい笑顔で接してくださいましたが、かつては警視庁の三羽ガラスと謳われた方でした。耳を疑うような武勇伝を、私もいくつも聞かせていただきました。

地福先生のご存命中に七段にご昇段され、「先生が死ぬはずはないが、もしいなくなったら俺は剣道をやめる」と言っていたE先生は、先生が亡くなった今も剣道を続けています。

2018/10/03

水曜日、なっちゃんと駒田先生が道場に帰ってきました。なっちゃんの出場した福井国体「少年女子」チームは、1回戦で惜しくも長崎に敗退しましたが、茨城県で一番強い女子高校生が県を代表して行ったのですから、私たち茨城県民はもう感謝の気持ちしかありません。

そこに至るまでの道も長かったろうと思うと、なっちゃんの中ではいろいろな気持ちがあるのかなと思います。厳しい世界を知らない私がどうこう言うことはとてもできず、ただ一言「なっちゃん、お疲れさまでした」という言葉に万感の気持ちを載せて差し出しました。

なっちゃんがすべてを打ち込んできたこの歳月は、きっと彼女の血となり肉となり、必ず生涯にわたって手元で輝く財産になるだろうと思います。こんなに頑張ったなっちゃんの未来が眩しい光の中にありますように!と願ってやみません。

2018/09/30

水田先生がヴェネチアのMizuta Kendo Clubの皆さんを訪ねて行かれることになり、昨年秋にこの道場から来た方々と交流したご縁で私もお供させていただくことになりました。

現地では先生のお手本を全員が固唾を飲んで見守り、その一挙手一投足も見逃すまいとしている姿に、皆がどんなに水田先生のいらっしゃるのを心待ちにしていたかを目の当たりにする思いでした。

今回、どうしてヴェネチアの道場に「Mizuta」という名前が付いているのかも聞くことができました。総勢30人近くのMizuta Kendo Clubを率いるエルマーノ先生は、27年前に先生が初めてイタリアを訪れた時に教わったことを道しるべに、そして心の頼りにここまで来たのだと話してくれました。

おまけの私までも家族として温かく迎えてくださり、根気よくイタリア語を教えてくださった剣士のご家族の皆様にも感謝は尽きず、剣道のご縁はどうしてこうも温かく胸を打つのだろうと思いながら帰国しました。

2018/09/17

昨日9月16日(日)は、県武道館で「茨城県剣道祭」が開催されました。

古武道はいろいろな大会で時々演武を拝見してきましたが、ふだん見慣れないので面白かったです。技の名前を言ってから演武するので、素人の私も興味深く拝見しました。同じ(?)一刀流でも「北辰」と「小野派」では所作や形の細部がずいぶん違うなあと思いました。

居合道の演武が終わると剣道演武が始まりました。水田道場の先生方が次々と登場する合間に、日頃講習会や稽古会でお世話になっている先生方の演武もあり、カメラを構える私に「おや出るんじゃないのか。防具はどうした」とからかってお声をかけてくださる先生方もいらして、バタバタしているうちにあっという間に「教士八段の部」に吉沼先生が登場し、山下先生に打った面に会場からどよめきが起こりました。

最後は合同稽古・・水田先生にも長い列ができました。最初は稽古の準備をされる先生方を羨ましいと思って眺めていましたが、稽古を拝見しているとかかる先生方も立派で、後ろで見ていてとても勉強になりました。私の横で稽古をご覧になっていた大会のドクターの先生が「こういう稽古では怪我をする人の割合がとても少ない。それは稽古に理合があるからなんだよ」と教えてくださいました。

2018/09/13

旅の準備をする時に必ず思い出すのがドリトル先生です。

小さい頃に『ドリトル先生航海記』を読まれた方は多いと思いますが、実はドリトル先生のお話はそれ以外に12冊あります。

そして、たいていどの本でもドリトル先生はお話の冒頭で大急ぎで旅支度をする必要に迫られるのです。

その時にドリトル先生が必ず忘れずに持つのが歯ブラシです。このお話を書いたのはヒュー・ロフティングというイギリス人ですが、旅支度の部分をを読むたびに私は「歯ブラシってそんなに大切なのか・・」と思っていました。

ドリトル先生の行き先はたいていいつも未開の地で、そこでは方位磁石とか、タオルとか、食料とか・・歯ブラシより先に必要になりそうな物がたくさんあると思うのに、ドリトル先生が「これだけは忘れちゃいけない!」と思うのは歯ブラシだったと記憶しています。

しかし、旅といえば2泊3日の修学旅行がせいぜいだった子どもの私は「これだけ旅慣れた人が言ってるんだから」とドリトル先生の意見を尊重し、修学旅行に行くときもまず歯ブラシをかばんに入れました。以来〇十年、どこかに泊まりに行くときは必ず歯ブラシを確認し、ホテルの備品にそれを見つけてショックを受ける・・を長年繰り返しています。ドリトル先生方式はいつかどこかで役に立つのでしょうか。

2018/09/04

松本さんがはるばるオーストラリアから茨城に来ても「うちに泊まってよ」と言えない理由のひとつに本があります。

自分が実家から持ってきた本は子どもの頃に読んでいた本に加えて大学で勉強した文学・言語学関係の本が多く、父の遺品から選び抜いて持ってきた本は宮澤賢治の全集と古い岩波文庫、そこに連れ合いの推理小説、楽譜、そして剣道雑誌・・と1文字=1円だったら!と思ってしまうくらい文字が溢れているのです。

最近は近所の大学の先生が「身辺整理をしようと思って」とおっしゃって「捨ててもいいから」と本をくださいます。亡くなった奥様が国語学の教授だったので日本語文法の本が多いのですが、貴重と思われる文献が多くてとても捨てる気になりません。

小さなアパートの一室で、床が抜けたら下の階の人にすごく迷惑だな・・と思うと、せめてその時に防具が落ちていかないようにと、防具と本を分けて置いてみたりする今日この頃です。

2018/08/27

今日は長南先生にお稽古をいただく機会がありました。先生は稽古の途中で面打ちの動きを腕、足、腰に分解して見せてくださり「水田先生の面は、こういう仕組みになっているんじゃないかな~と考えているんだよね」と言いながらも考えている様子でした。

そして「こうやって解説してもね、結局は自分であれこれやってみて、自分で動いて納得しなかったらダメなんだよ」とおっしゃいました。

長南先生のように強い先生がこれほど試行錯誤していることに驚き、またそれを教えてくださったことがありがたかったです。私も水田先生が見せてくださるお手本、教えてくださる言葉になんとか近づこうと必死ですが、こんな風に試行錯誤したことがあっただろうかと思いました。

先を行く先生方の背中を追いかけて、私もまた頑張っていきたいと思います。

2018/08/20

「まず自分でこうかな?と思ったところを先生に見せてよ。自分で考えてから来てごらん」

私の前でご挨拶した中学生が水田先生に言われていました。先生から一方的に「こうですよ」と教わるのではなく、教えていただく方からも先生に働きかけて習っていく方法を『アクティブラーニング』と呼ぶそうです。

問題集を解いていても、間違えた問題の方がしっかり頭に入っている、ということがあります。

私もお稽古をいただく時は「こうですか?」という気持ちでかかります。なかなか自分で考えているとおりにできなくて「そういう質問じゃないんですうううう~」となってしまうこともたびたびですが・・一回一回いただく稽古を大切に頑張っていきたいと思います。

2018/08/18

山崎先生の農園の柿が大きくなって鳥が食べに来るようになったので、木のまわりに糸を張るのをお手伝いしに行きました。

木のそばに杭を打って、そこに長い竹竿をしばり、その竹竿に糸をひっかけて木の周りを囲んでいきます。「昨年は糸を張ったらもう来なくなったのに、今年は隙間から入ってくるようになったんだよ」と山崎先生。

鳥に加えてハクビシン、アライグマなども先生の柿を狙っているそうです。ハクビシンかアライグマが枝に乗ってゆさゆさ揺すったために折れてしまった枝も見せていただきました。

柿が大きくなってきて美味しそうに見えるのは分かりますが、つつましく一つもらうならまだしも、食べ散らかした挙げ句に枝まで折るなんて、なんてお行儀が悪いのでしょう!お礼をもってきた「ごんぎつね」を思い出しながら作業をしました。

2018/08/12

山崎先生が英語の勉強を始められて、みるみる話せるようになっていくのを拝見していて、自分もやると決めたからにはしっかりやろうと思い、中国語の教室に通うことにしました。

始めて間もなく、あまりの上達の遅さに「そもそも山崎先生とは頭の出来が違うのではないか?」という疑い(というより確信)が生じましたが、もう申し込んでしまったので意地になって通っています。

なんとか短い文を読めるようになった先日、先生が
「教科書の内容についていくつか質問したいが、いいですか?」
と訊いてきました。中国人に中国語で話しかけられたのは生まれて初めてで、ななな何か中国語で言ってる~!と思って固まってしまいました。

先生がニコニコしながら言ったことを紙に書いてくれて、ようやく何を言われたのか分かり、蚊の鳴くような声で
「不可以」(だめです)
と答えて更に笑われてしまいました。剣道の試合や審査のおかげで緊張するのにだいぶ慣れたのではないかと思っていましたが、ものすごく緊張しました。

「審査の時に”誰よりも稽古したんだから大丈夫”と思えたら緊張しない」と剣道で教わった通り、次回は先生に何を訊かれても大丈夫と思えるくらい勉強していこうと思います。

2018/08/11

職場でもいろいろな人が夏休みに入りました。お休みの人の留守番も引き受けたりして今週は帰宅時間が遅くなり、月曜日から金曜日まで全く稽古に行けませんでした。

週末は打って変わって、土曜日と日曜日の用事が剣道の稽古1回だけ・・剣道がないとなんだかヒマだなあと思っているところへ山崎先生ご夫妻から「所用でそちらの方へ行くから一緒にお昼を食べよう」とお電話いただき、大喜びで出かけました。

山崎先生は1日(水)にお稽古いただいて以来でしたが、たった10日で早くも懐かしく、変わらぬ笑顔を嬉しく拝見しました。山崎先生と奥様と、楽しくておいしいお昼ご飯をいただいて良いお休みになりました。

2018/08/01

稽古の最中に「今日、来てよかった・・」と何度も思いました。体温を超えるのではと言われる気温の続いた暑い一日の終わり、人数は少なめで、全員が水田先生のすぐ近くでお話をうかがうことができました。

廻り稽古で基本稽古と地稽古をする全員を水田先生は時間を計りながら見ていてくださり、一回稽古が終わるたびにコメントをしてくださいました。

先生に見られているという緊張感、七段の先生も六段の先生もご自分の課題にひたむきに取り組んでいらっしゃるのが、その先生方にお稽古をいただく立場の私にもひしひし伝わってきました。

また、今日は長いこと「?」と思っていたことの答えを水田先生が技の説明の中で話してくださり、長年解けなかった難問の答えを教えていただいたような気持ちです。

こうして宝物をひとつひとつ集めるようにしながら歩いていくから剣の道から離れられないのかもしれないと思いました。

2018/07/30

基本稽古の時間に、技の説明をしていた吉沼先生が「お、先生いらしたぞ」と言いました。吉沼先生の周りに押し寄せてお手本を見ようとしていた全員の温度がふっと上がったのが目に見えるようでした。

今日は東京で会議があるから稽古には行けないとおっしゃっていたのに・・嬉しいという気持ちと緊張感が道場に満ちて、それからの稽古は更に気合いの入ったものになりました。

東京からお帰りになってお疲れのところを道場にいらしてくださる水田先生、暑い日に外でお仕事をされているのに稽古にいらしてくださる吉沼先生に心から感謝しています。

2018/07/22

山崎先生からいただいた南高梅を梅干しにしてみました。人生初挑戦の梅干しです。「梅干しを作ってみなさい。美味しいぞお」と山崎先生がおっしゃるので、挑戦してみることにしたのです。

干す前の梅は薄い黄色で、「梅干しの色とちょっと違うなあ」と思いましたが、2日干すとこんな風に赤くなりました。

ひとつ食べてみると柔らかくて美味しい!塩分も調節できるし、手作りの梅干しはいいなあと思いました。干してもこんなに大きくて、なんだかご贈答用の梅干しみたいですが、自宅で大切にいただこうと思います。山崎先生、どうもありがとうございました!

2018/07/18

夏の水田先生のご予定をうかがって、目が回りそうになりました。東奔西走のみならず、北へ南へ・・とにかくお忙しいのです!

そんな中でも先生はできる限り道場の稽古には来ようとしてくださり、どうしても来られない時は「○日の稽古、来られないんだけど休みにするかな?」と皆にお尋ねになります。

水田先生に教わりたくて集まっている水田道場の先生方は「どうしよう?」と首をかしげながら水田先生の周りに集まりますが、結局いつも「やっぱり稽古はしよう」ということになってホッとします。

水田先生がいらっしゃらない時も、全員の胸の中には先生のお手本と先生の解説があります。水田先生が教えてくださったように・・と思っている先生方にお稽古いただける機会自体が、私にとってはとても貴重だと思うのです。

県外の先生方から「今度うちの県に水田先生がいらっしゃるので、とても楽しみにしています」というお便りを時々いただきます。水田先生のお帰りを待ちながら、稽古稽古で暑い夏を越えていきたいと思います。

2018/07/04

松本さんが水田道場にまたまた登場しました。待ち合わせ場所のつくば市内から道場までの道のりがだいぶ遠いこともあり、いろいろなことを話すうちに、私にとってはなんだかもう高校時代から友達だったんじゃないかと思えるような人になってしまいました。

今回の松本さんは「久しぶり!」と笑顔で現れたものの、なんだかちょっぴり元気がありません。六段審査合格を目指す中でこれまで感じたことのない気持ちをいろいろ経験しているとのことでした。私にとってはあまりに上の段のことなので、そういうこともあるのかな・・と思うしかなく、なにも上手いことの言えない自分がもどかしかったですが、道場には全国審査を経験した方がずらっと揃っているのですから、きっとなんとかなる!と思って道場に急ぎました。

稽古の後、一緒に夕飯を食べてホテルに送って解散しましたが、松本さんはいつもの元気を取り戻していて「来てよかった!頑張るよ!」と、なんだかスッキリした顔で手を振ってくれました。車の窓を開けて「また来てね!絶対だよ!!」と手を振りました。松本さん、道場に乗せていくことしかできない私ですが、いつも応援しています!

2018/07/03

「今夜は3時に起きなきゃならん」と水田先生がおっしゃっているのを聞いて、私は「朝、ニュースで見るんじゃないの~~~!」と内心驚愕でした。

7月2日(月)の稽古の後のことです。この日の深夜・・というより翌早朝にワールドカップの日本ーベルギー戦がある日でした。

水田先生は高校の体育の先生だったので、お話にはいろいろなスポーツが出てきます。野球、バスケットボール、体操、スキー・・スポーツではないかもしれませんが、相撲のお話もしてくださいます。

先生はサッカーもご覧になるんだなあ~と思いながら、明日職場で寝ちゃったら大変だから・・と思って私は寝てしまいました。朝起きると、昨秋来日したヴェネツィアのエルマーノ先生から深夜にメッセージが入っており

4:07「Japan goolll!!!」
4:10「Japan 2 gooollll」
4:57「Noooooo

となっていました。日本を応援してくれていたのがひしひし伝わって、とてもありがたくなりました。

出勤したら職場のセンター長に「昨日の試合は観てた?」と訊かれました。もしかして私以外の日本人はみな起きていたのでしょうか。

2018/07/02

水田先生は時々、ご出張の時に道場にお土産を買ってきてくださいます。

「水田先生からのお土産です」とお渡しすると、みな一様に笑顔になり、大切そうに受け取ってからそれぞれ思い思いに「先生、ありがとうございます」「いただきます」とお礼を言いに行きます。先生も「数は足りたかな」とニコニコしていらして、いい風景だな、と思います。

でも仕事でお疲れの帰り道、荷物なんて少しでも軽い方がいいところを、人数の多い道場にお土産を買ってくださるのは大変だと思います。そしてなにより旅先で、道場で待っている皆のことを思い出してくださったことがありがたいなぁと思います。

先生、お土産をどうもありがとうございました。大切にいただきます!

2018/07/01

ホームページに載せるから良い結果を待ってるね、と道場でお願いしていたのをなっちゃんは憶えていてくれました。

電話とメールで「3位になった」と教えてもらい、折り返しかけた電話でなっちゃんの声を聞いたとたんに、稽古回数が多いゆえにすぐにくたびれてしまう名札、女子高校生とは思えぬボロボロの足の裏、短い髪の毛、水田先生にご挨拶するピンと伸びた背中を思い出して、ご本人がしっかり話しているのにこちらがウルウルしてしまいました。

髪を巻いたり爪を飾ったり、自分をかわいく見せることに腐心している女子高校生も山ほどいるというのに、なっちゃんはその血のにじむような努力が報われた時も報われなかった時も剣道にかけてきたんだなあと思うと、その一途な頑張りが報われて、私までものすごく嬉しかったのです。

彼女の努力は、生涯にわたって必ず報われると信じたいと思います。勝負の世界でこれからも良い時も悪いときもあると思いますが、いつも見守っているお母さんとご家族の後ろに道場全員がいます。なっちゃんの応援団はかなり大規模なのです。なっちゃんおめでとうございます!これからも応援しています!

2018/06/22

22日はまた、楽しい晩でした。みな代わる代わる水田先生のお側に行ってはいろいろなお話をしたり、道場で慌ただしくしている時にはなかなか聴けないお話を先生方にうかがったりして時間はあっという間に過ぎていきました。

剣道第一、稽古第一の先生方が揃っている水田道場、稽古の前後には稽古の時とはうってかわった先生方の素顔を垣間見ることもありますが、こうして飲み会の機会にゆっくりお話をうかがうと、道場で拝見するのとはまた違う一面をあらためて発見する思いです。

一緒に美味しいお酒やお料理をいただいて、「今日は○○先生はどうしたの、次の機会には来てもらおうね!」と話したりする晩が、また水田道場のかけがえのない思い出になっていくのだなあと思いました。

2018/06/15

山崎先生の梅酒が東北地方まで旅をしました。駒田先生が「お兄ちゃんの応援に行くのに梅酒を持って行ったんですよ」と話してくれましたが、駒田登吾さんからも「両親と飲ませていただきましたがとても濃厚で美味しかったです」とメールをいただきました。

山崎先生の梅ですから!と嬉しくなり、梅が登吾さん大活躍の一助となったのだったらすばらしいなあと思いました。

登吾さんが送ってくださったチームの写真はどれも皆さん笑顔が輝いて、いいチームなんだろうなあと思います。苦しいこともたくさんあると思いますが、いい仲間に恵まれて思う存分学生生活を謳歌してほしいと思います。

梅酒について、登吾さんのメールには「なつが一緒に飲めないのが残念ですが…」とありました。仲良し兄妹の微笑ましい悩みに思わずパソコンの前で吹き出してしまいましたが、もう少しお待ちくださいね。なっちゃんはもうしばらく梅ジュースでお願いいたします!

2018/06/10

「出る?」と訊いていただいた時は嬉しくて、ものすごく張りきって「出ます!」と即答したのですが・・団体選手権大会が近づいて、私の頭の中は「どうしよう」で満員御礼でした。同じチームの先生方は、まさか私に二本勝ちは期待していないと確信できましたが、それでも一本負けだったら、引き分けだったら、二本負けよりはいいに決まっています。

負けないようにするってどうするんだろう?と悩んでいた時、水田先生に並ぶ列の前の人が「醜く勝つくらいなら美しく負けなさい」と言われているのが聞こえました。

そうか、私も「水田道場」の名札をつけて、水田先生の字が書いてある手拭いをつけて出場するのだから、いつも教えていただいていることをしっかりやるだけ、とむりやり覚悟を決めました。

技はとても真似できないけれどせめて気持ちをもらっていこうと思い、駒田先生が送ってくれたなっちゃんの試合の動画を何回も見て臨んだ試合・・結果は一本負けでした。

また負けちゃった、と思いながら帰る時に、自分の試合を待つ小林先生と川島先生が「よかったぞ」と言ってくださいました。半信半疑の私にいろいろな先生方がお声をかけてくださり、最後に水田先生が「いい試合だった」と言ってくださって、どうしてそうなったのかさっぱり分からないながら、しみじみ嬉しくなりました。

いつもお稽古をいただいている先生方が同じチームで一緒に試合に出てくれる・・それは、先生方の存在を仰ぎ見ながら必死にお稽古をいただく身の私には、緊張はしますが光栄で、ありがたくて、いろいろな経験の宝庫です。一年に一度の途方もないご褒美のようなものだと思います。

また一年、来年も「出る?」と言っていただけるように頑張っていきたいと思います。

2018/06/07

山崎先生からいただいた梅がたくさんあったのですが、ようやくすべてを梅シロップか梅酒に仕込むことができました。

梅を洗ってひとつひとつ丁寧に拭いて、爪楊枝でヘタを取ってビンに入れる・・この一連の仕事を「梅仕事」と言うのだそうです。洗い桶の中で水をはじいて光っている梅も、氷砂糖と一緒にビンに入って輝いている梅も、その姿は本当にかわいくて美しくて、毎年見とれてしまいます。

山崎先生の農園で一粒一粒ていねいに育てられたのだと思うと、一個でもムダにしてはならないと、この10日ばかり朝も夕も梅と一緒に過ごしてきました。私の作業が遅くて、最後の梅はちょっと色づいてしまいましたが、それもまたかわいいなあ~と大満足でビンの中をのぞく今日この頃です。

山崎先生、今年もどうもありがとうございました。青梅に続いて南高梅の季節が始まっていますね。山崎先生の梅は土浦イオンとつくばララガーデンの「わくわく広場」で購入することができます。

2018/05/19

ピアノを習っていた小学生の頃、練習をさぼってばかりの私に先生が「一日休んだら自分に分かる、二日休んだら先生に分かる、三日休んだら聴衆に分かる」という言葉を教えてくれました。

先生に分からないなら一日休もう!と、結局私の練習嫌いは相変わらずでしたが、水曜日に道場で水田先生が「一日休んだら取り戻すのに二日かかる、一週間休んだら一ヶ月かかる」というお話をしてくださって、ああ剣道にもそういう考え方があるのだなと思いました。

ただ剣道の場合は稽古を一日休んでも先生に分かってしまうのではないかと思えてなりません。それどころか毎日稽古していても、どんな稽古をしているのか、日ごろから剣道について考えているかなど、すべてが先生に見えているのではないかと思う時があります。

もしかして、ピアノの先生にも見えていたのかな?と思う今日この頃です。

2018/05/16

関東高等学校剣道大会茨城県予選で大活躍のなっちゃんを厳しく、また温かく見守っているのが駒田先生です。

水田先生と水田道場の先生方に寄せる絶大な信頼はもちろんですが、稽古の時間が終わりに近づくと先生方の稽古を踏まえての「復習」をしている駒田先生となっちゃんを私たちは何度も見かけてきました。その要求の厳しいこと・・勉強しようと見学していて心が折れそうになることもたびたびでした。

しかしなっちゃんはしっかりそれについて行きました。駒田先生は、まだなっちゃんが中学生の頃から「自分の娘だけど勝てないなと思うところがいっぱいある」と言っていました。そんな風に自分の子どもを認められるなんて、なっちゃんは本当にいいお母さんに恵まれたなあと思いながら何度も頷いたのを憶えています。

ここ数年はなっちゃんのちょっとした仕草があまりに駒田先生に似ているので、間違えそうになることがあります。なっちゃんもお母さんが大好きだろうなと思います。そして、こんな風に母子で道場に通えるなんて、なんだかとってもいいな!と思います。

駒田先生となっちゃんの二人三脚を、これからも道場みんなで応援しています!

2018/05/12

山崎先生のお宅にお邪魔して柿の摘蕾をしました。昨年は作業に不慣れな上に「この蕾も大事に育てればいずれ柿の実になる・・」と欲を出してしまったこともあり、山崎先生の「不合格!」が出てしまいましたので、今年は心を鬼にして頑張りました。

しばらくは隣の木で作業する山崎先生とあれこれお話ししていたのですが、いつしか無心となり、時間も忘れて作業していました。いつも時計に追われている身に、この時間がとんでもなく贅沢で貴重なひとときであることに最近気がつきました。

今回は、かなり高い場所でカエルに遭遇・・この時ばかりは広大な畑に山崎先生の姿を探し「・・カエルがいます」と言いつけたのですが、山崎先生は「そりゃカエルくらい居るでしょうよ」と大笑い、そうなのかカエルくらい居るのか・・と農作業の厳しさ(!?!?)も痛感しました。

作業の後は先生と奥様と美味しいお茶をいただき、楽しいひとときに心の深呼吸をさせていただいた思いで帰途につきました。山崎先生、奥様、どうもありがとうございました。

2018/05/09

松本さんが水田道場に来るのは今回が3回目、もはや私などは「帰ってきた」という感覚でお迎えしています。

私から見てもちょっと人見知りの方が多いのでは・・と思う水田道場ですが、松本さんは「水田先生の稽古はもちろんだけど、道場の人達が剣道そのものに真っ直ぐで一生懸命なのが伝わってくる。すごくいい道場だと思う」と言ってくれました。

今まで誰にも言わずに心の中で考えていたことを、松本さんがずばりと言ってくれたような気がして、とても嬉しくなりました。

彼女は今週末、名古屋で六段審査に臨みます。遠く離れた茨城県から、力いっぱいのエールを送ります。

2018/05/05

京都大会最終日、武徳殿の観覧席は5月3日、4日にも増して大混雑でした。今日は教士八段の試合、その後に範士の立合があるのです。

武徳殿の正面奥に松がみえるあたりの席になんとか座り、周りの人達と譲り合いながら、水田先生の立合を待ちました。私の前も人人人、振り向いて後ろも人人人・・みんな人と人の隙間から覗くようにして立合を見ています。後ろの人の邪魔にならないよう注意しながら写真を写そうとしてみると、どうしても前の人の頭にピントが合ってしまいます。

そうこうしているうちに水田先生のお名前が掲げられました。もうモジモジしてはいられません。思いきって最前列の人に「この立合だけ撮らせてください」とお願いして前に出させてもらいました。「うちの道場の先生なんです」と言うと最前列の人は快く場所を空けてくださり、ありがたい気持ちと誇らしい気持ちでカメラを構えました。

うまく撮れたか分かりませんが、近日中に水田道場の方限定でご希望の方に、先生の立合の録画をお渡しできるようにしたいと思います。

2018/05/04

京都大会朝稽古の写真3枚です。

朝稽古に向かう先生方の後ろ姿です。胴と垂れをつけて面を担いだ姿が朝日に照らされて、着装も姿勢も完璧な姿はもう「めちゃめちゃかっこいい」の一言に尽きると思い、シャッターを切りました。


稽古開始前の会場内です。この写真を海外の剣友に送ったところ「ここにいる人が全員錬士六段以上なのか!?」と驚愕していました。真ん中の列に座っていらっしゃる先生方は八段だそうです、と返信すると更に驚いていました。私もこの人数にびっくりです!


知らない先生方の稽古を拝見して勉強するべきだったのかもしれませんが、この日は結局水田先生の稽古を見学しているうちに終わってしまいました。錬士以上という高い段位を持ち、稽古も十分な人たちがどのように水田先生にかかるのか、そして水田先生はどのように対応されるのか、自分も防具を着けている時より冷静に、しっかり拝見することができたように思います。あとは、それを少しでも理解できますようにと祈るばかりです。

2018/05/03

いよいよ第114回全日本剣道演武大会が始まりました。先生方が「京都大会」と呼ぶこの大会、毎年ゴールデンウィークが近づくと水田道場の先生方も京都の相談を開始されます。その様子がとても楽しそうなので、留守番隊の一員としてこの季節の京都は長らく私のあこがれの地でした。

それが今年は思いがけず道場の先生方のお供で京都へ行ってもいいことになり、重要文化財となっている武徳殿にも入れていただくことができました。

錬士の方以上しか出られない大会とあって、袴をはいている先生方の姿はみな立派で、こんな人たちの立合を見学できるなんて幸せだなあと思いました。

範士以外の先生方の立合は試合方式でしたが、勝負はさておき、いい剣道をしようとしている方が多いように感じました。昨年、水田先生が道場で皆に「一年の修練の結果を披露する場所」と話してくださいましたが、ここに集う方の多くにそれが浸透しているのだなと思いました。

2018/05/01

山崎先生の八段審査一次合格の報告を受けた水田先生が「道場の広報にも知らせておこうと思って」と連絡してくださいました。水田先生のお声は少し悔しそうで、一次審査合格なんてすごい!と思いながら、なんだか「おめでとうございます」と言えませんでした。

水田先生と山崎先生はぴったり同じお気持ちだろう、師弟というのはそういうものなんだなあ・・と思いながら、山崎先生の一次審査合格をホームページに載せてもいいか迷いました。

思いきって山崎先生に電話すると「まだ京都駅にいるんだ」とおっしゃる先生のお声はすがすがしく、ああ、きっと二次も悔いのない立合いをされたのだなあと感じました。

いつか、受審の先生方のお邪魔にならないところで八段審査を見てみたいなと思います。

2018/04/29

飯野先生が六段に合格されました。第一報を受けた水田先生がこの嬉しいニュースを「ホームページに載せて」とお電話をくださいました。水田先生のお声も嬉しそうでした。

お祝いのメールに飯野先生は「出来が悪かった」とお返事をくださいましたが、きっと道場での稽古のように迫力のある立合いをされたのだろうと思いました。

先生方のおっしゃる「稽古は嘘をつかない」という言葉を信じたいと思ってきましたが、先日、水田先生が稽古の前の講話の中で「また、稽古に嘘をつかせないようにしなくてはいけません」とおっしゃいました。

日ごろの稽古が審査や試合につながるのを待つのではなく、それをつなげるのもまた自分の努力なのだなと思いました。

また飯野先生にもたくさん教わりながら頑張っていこうと思います。飯野先生、おめでとうございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2018/04/14

先日、山崎先生が筍が大好物の私の上司に今年も筍をくださいました。職場からお礼の電話をかけて上司に代わったところ「また美味しそうな筍をありがとうございます。大好きなんですよ。え?いいんですか?」・・いいんですかって何が!?と思う間もなく、山崎先生のお家に上司、阿部先生とお邪魔することが決定したのでした。

山崎先生の竹林で阿部先生が十数本も筍を掘り出している間、私は広大な農園をぐるりと一巡りしました。リンゴの花が咲き、柿は葉の間から小さな蕾を出し始めており、梅の実はもうだいぶ膨らんでいました。

阿部先生は一刻も早くおいとまして筍を茹でたかったのではないかと思うのですが、ちょっとだけ、とお邪魔したお家でお茶と一緒に思わず立ち上がって「おいしいです!!」と叫んでしまうくらい美味しい若竹煮(山崎先生作)をいただき、つい時間を忘れて話に花が咲きました。

阿部先生は、雇って4年目くらいにある日いきなり剣道を始めてどんどん剣道にのめりこんでいく部下を半ば呆れ、半ばドン引きで温かく(!?)見守ってくれる生物学の研究者です。まさか山崎先生のお家に一緒にお邪魔する日が来るとは夢にも思いませんでしたが、「剣道のご縁もいいな」と思ってくれたらいいなあ・・と思いながら帰宅しました。

2018/04/07(2)

午後からは県武道館で行われた茨城県剣道連盟の稽古に参加しました。剣道形の稽古の途中で同じ門下の先生が「水田先生がいらしたぞ」と目顔で教えてくれて、つい出入り口の方を見てしまい、「目付が外れているぞ」とご注意を頂いてしまいました。

今日は八段の先生方がずらりと並んで元立ちをされていました。
水田先生にお稽古頂きたい先生方の邪魔にならないように、右を見て左を見て水田先生に並びます。

水田先生の稽古がどうしてこんなに好きなのか、自分でもよく分かりません。息は上がるし必死に落ち着こうとしていると先生に打たれてしまうし、普通に考えたら泣きたくなる事態のてんこ盛りです。

でも、その中で何か一瞬光ったものを必死に掴み「あっ、これは!」となった時の嬉しさが何にも勝るのです。

今日掴んだと思ったものを、手を開いてよく見て、それから磨いてみなくてはならないと思います。また明日も頑張ろうと思います。

2018/04/07(1)

今日は朝から山崎先生のお宅の竹林にお邪魔して、筍をたくさん掘りました。

どうやって見つけておいでなのか、山崎先生が「ほら、ここ!」とおっしゃる場所の枯葉をそっと払うと、必ず筍がちょっとだけ顔を出しています。

ほんの2センチくらいの『ごちそうの予感』は、目で探したのではとても見つけられない小ささです。しかしこのくらいの時に見つける筍の柔らかくて美味しいこと・・とてもスーパーの筍はかないません。

今日は「すべての会話を英語で」という決まりだったので、私も拙い英語でいろいろお話ししながら楽しく掘りました。

山崎先生、毎日四角い建物の中にいると生きていることも忘れてしまいそうですが、今日は「時は春」であることを思い出しました。春の恵みをどうもありがとうございました。

2018/04/02

今日はどうしてもどうしても稽古に間に合いませんでした。今年度から勤務時間が長くなり、仕事がちょっと増えて、何事にもテンポの遅い私は定時に帰ることができませんでした。

水田先生が「あと5分しかないではなく、あと5分もあると考えて稽古に行く」とおっしゃった、と以前誰かに聞いたことがあり、遅刻しそうになるたびにそれを思い出して稽古に通ってきましたが、今日という今日は間に合わないと思い、洋服のまま道場に行きました。

道場に着くと、迫力ある稽古があちらこちらで繰り広げられていて、先生方どうしの稽古からも、子どもたちの思いきった面打ちからも、たくさん勉強することができました。来てよかった!と思いました。そして、剣道がしたいなあ~と思いました。

仕事もしっかりしなくてはいけませんが、忙しさに負けるもんかと思います。また自分の時間をうまく調節しながら、なんとか稽古に間に合うようにしていかねばと思う年度初めでした。

2018/03/22

職場の同僚にバスケットボールをしている人がいます。先日「バスケも結局、一対一なんです」という話をしてくれました。

相手をいかに自分の思い通りに動かすか、来い!と思ったところで相手が出てきたらそこを突くのだそうで、「結局バスケの面白さはそこだと思います」と言っていました。

私はバスケのことはよく知りませんが、チームプレーの球技だと思っていたので、相手と一対一で対峙する競技と聞いて驚きました。剣道とちょっと似ているところがあるのかもしれないと思いました。

この人は小さい頃に剣道も習っていたそうで「もう剣道はやりませんよ!」と言っていますが、剣道を再開したらけっこう面白いと思うのではないか?と思いました。

2018/03/16

3月14日の山崎先生の「晴耕雨読」を読んで、メメント・モリ(memento mori)という言葉を思い出しました。

メメント・モリはラテン語で、メメント(memento)=思い出す、憶えている、モリ(mori)=死、日本語では「死を忘れるな」と訳されることが多いようです。

この言葉は、中世末期のヨーロッパで「現世での楽しみや贅沢は虚しい。来世を信じて信仰に生きるように」と諭すために使われたそうです。当時のヨーロッパはペストなどが流行して死者が続出、「どうせ死ぬなら今を楽しもう!」という考えの人がたくさんいました。

義理を知り、恥を思い、死を覚悟して生きる・・そこまできっぱりした決意を持っているわけではないですが、これが一番納得できる私は、やはり日本人だなあと思います。

2018/03/14

「マインドフルネスという言葉を知っていますか?」
マレーシアからみえたお客様を車でお送りした時のことです。剣道に興味があります、とおっしゃって剣道についていろいろ尋ねてくださいました。その話の途中、突然そう訊かれたのです。

そのお客様はマレーシア科学大学の先生で、マインドフルネスとは過去を振り返って悩んだり未来を心配したりせずに今この時のみに心を集中させることだと話してくれました。この心の状態が精神的にも大変よいということが、近年科学的にも証明されているのだそうです。

「本来は瞑想によって得られる状態ですが、剣道ももしかしたらマインドフルネスへの道かもしれませんね」と、そのお客様は言ってにっこりしました。

稽古中の私は瞑想とはほど遠い状態で、過去や未来で悩んでいる場合でありません。どちらかというと無我夢中です。でも確かに幸せなので、これもマインドフルネスというのかな?と稽古からの帰り道に考える今日この頃です。

2018/03/12

車からおりてきた吉沼先生はいつものお元気がなく、「風邪を引いちゃってよ」と言いました。「今日は水田先生は来ないぞ。俺のところに留守を頼むっていう電話があったんだ。だから来たんだ」と話される声もなんだか小さくて、先生はだいぶしんどいのでは・・と、心配になりました。

もう帰ってお休みくださいと皆で言ったのですが、「うん、もう帰る」と言いながら結局、吉沼先生は最後まで稽古を見ていてくださいました。

稽古の途中でうまくできないことがあれば立ってきてご指導くださり、稽古の後にもいろいろな方にお話をしてからお帰りになりました。水田先生に「頼む」と言われて、吉沼先生は風邪のことは言わずに「分かりました」とお返事したのでしょう。玄関で見送りながら師弟の絆って固いなあと思いました。

吉沼先生が見ていてくださって、ふだん教えていただいていること、ご注意いただいていることを念頭に頑張りました。本当にありがたかったです。でも心配です。吉沼先生、どうかお大事になさってください。

2018/03/10

山崎先生が英語の勉強をしておいでなのを見て反省し、私も放り出して逃げていた中国語をおそるおそる再開しました。

漢字が読めるのだから欧米の人たちよりは有利なはず!というのが唯一の心の支えですが、中国語と日本語は同じ字で違う意味の言葉がけっこうあって、戸惑うこともしばしばです。
 手紙 中国では「トイレットペーパー」
 飯店 中国では「ホテル」
は有名ですが、その他にも
 意思 中国では「你有意思吗?」は「面白い?」
 打算 中国では「你有打算吗?」は「予定ある?」

あと、日本ではカタカナで書かれている単語
 テレビ:電視
 電子レンジ:微波炉
 スキー:滑雪
 ハンバーガー:漢堡包(ハンバオバオ、と読みます)
などに、ちゃんと漢字があります。

いつか北京にいる8歳の剣友に手紙を書きたいと思っているのですが、単語のひとつひとつに唸っている今の段階では遠い夢です。

2018/02/26

職場の昼休みに水田先生からお電話をいただきました。電話を置いて席を外していた私は気がつかず、着信の履歴を見て慌ててお電話しましたがつながらず、何度かそんな往復の末につながった電話で先生はお礼を言ってくださったのでした。

ずっと事務の仕事をしてきて上司には恵まれた方だと思うのですが、それでも、ほんの1枚送ったFAXとそのご報告にお礼を言っていただくことは、職場ではほとんどありません。先生がわざわざお電話をくださったことに驚き、ありがたい気持ちになり、そして自分は小さな「ありがとう」を忘れていないだろうか・・と反省しました。

2018/02/19

先週末は水田先生が全剣連の「剣道研究会」に参加され、今日は道場でそのお話をしてくださいました。

いろいろな課題に沿って研究会が開かれ、稽古も何度かあったそうです。範士や教士八段の先生方がかかる側に並ぶ中、「元に立たれた中には70代半ばの先生もいらしたのに一度も面を取らずに一人一人ときっちり稽古してくださった、夜はご自分を律しながらも我々のつぐ酒を快く受けてくださった、お風呂も寝る部屋も一緒だった」と話してくださる水田先生のご様子から、研究会にいらした先生方を心から尊敬しておいでのこと、充実した2日間をお過ごしだったことが伝わってきました。

そんなすごい研究会を自分の目で見ることは一生ないだろうと思いますが、その研究会にいらした先生から皆でお話をうかがい、教えていただける私たちは幸せだなと思いました。

2018/02/15

藤崎先生が「じいちゃんになったよ!」とメールをくださいました。
初めてのお孫さんは男の子で、かわいくてかわいくて仕方ないそうです。

藤崎先生の剣道は速くて強くて、「おじいちゃん」をしている藤崎先生がいまひとつ想像できないのですが、お孫さんに目尻を下げている藤崎先生はちょっと想像できるような・・気もいたします。

元気にすくすく大きくなられますように・・藤崎先生、おめでとうございます!

2018/02/14

山崎先生が英語の勉強を始めました。時々くださる質問メールからは「毎日がワクワクドキドキです」というお気持ちがひしひしと伝わってきて、楽しい気分をおすそ分けしていただいています。

今日、道場で山崎先生の勉強のノートを見せていただきました。先生の字は英語も日本語もものすごくきれいで、自分が恥ずかしくなりました。私もしっかり頑張ろうと思いました。

2018/02/09

ディエゴさんがヴェネツィアの小学校で剣道未経験の子どもたちに剣道を紹介することになったそうです。

「初心者の子どもたちに剣道を紹介する時に、何から説明すればいいのか・・もし水田先生のご助言をいただけたら」というお願いを水田先生にお伝えしたところ、剣道基本技術についての手書き文書を渡してくださいました。

英語に訳したものもメールで送りましたが、「先生がわざわざ書いてくださったということが一番大切」と感激のディエゴさんに、先生の手書き文書を郵便で送りました。無事に届きますように!

2018/02/06

2月6日にヴェネツィアで級審査があり、我らがファビオさんが二級に合格した、とヴェネツィアの皆さんから連絡がありました。ファビオさん、おめでとうございます!

水田道場の稽古に参加した時は、基本打ちの時に「面が基本どおりに打てていてとても良い」と褒められていたファビオさん。水田先生の教えを忘れないように、と、帰国してから在宅している時は素振りを欠かさず、仲間と家の庭先で自主練もしているそうです。

出張先の北京やコペンハーゲンからたびたびお便りをくださいますので、お仕事も忙しいと思いますが、一級を目指して頑張ってくださいね。

2018/02/03

茨城県剣道道場連盟主催の「平成29年度剣道指導者研修会」、実技指導が始まるやいなや豊村先生は「時間はたっぷりある」とおっしゃってにっこりされました。午後の指導法研修は1時から5時まで、4時間もちゃんとついていけるだろうか・・と、前列に陣取っている水田道場の先生方の背中を眺めながらちょっと心配になりました。

実技の講義は素振りに始まり、木刀での胴打ちなど、だんだん複雑さを増していきました。最前列に座っていらした山崎先生は豊村先生がお手本を見せてくださる際のお相手にたびたび呼ばれました。水田道場の一員として誇らしく、また真摯にお相手を務める山崎先生の姿に励まされて頑張ることができました。

水田道場で教えていただいていることと重なることも多く、組になってくださった先生のご親切もあって、なんとかついていくことができたように思います。最後の「打ち込み稽古」を終える頃には寒さもすっかり忘れていました。

寒い中遠くからいらしてくださった豊村先生がありがたく、また、茨城県剣道道場連盟の先生方とご関係の各位には感謝に堪えません。たいへんお世話になりました。どうもありがとうございました。

2018/01/31

日が暮れて寒さも増す中、空腹をかかえて家を出る時、剣道をしていなければ今ごろ温かいお鍋の前にいるのにという考えがちょっとだけ頭をよぎるのですが、そうはいっても私は剣道をしているし!と首を振って今日も道場へ向かいます。

今日は道場に着くのが遅くなってしまいました。水田先生より後に道場へ着くと、玄関から見えるのがストーブの前に立つ先生の背中です。この姿が太陽のように、寒い玄関に立つ門下生を、明るく温かく力強く照らすのです。暗いのも寒いのもお腹がすいているのも一気に飛び去り、「今日も頑張ろう!」と思う瞬間です。

稽古が始まるまでの先生は、いつもこんな風に後ろで手を組んで、ストーブの前に立っておいでです。そこへいろいろな先生が質問やお話しに来られます。と、言う間に山崎先生がいらっしゃいました。

2018/01/29

「なあ、どうして水田先生にお稽古いただくとこんなに息がきれるんだろう。オレもう足がガクガクしてるよ」と、山崎先生が首をかしげながらおっしゃるのでちょっと可笑しくなってしまいました。

私は山崎先生にお稽古をいただいた時にも息があがって、足がガクガクして、もう大変なんです!どうしてでしょうか?と言いたかったのですが、先生の悩みは私なんぞのとは別次元ではないかという気がして「はい、どうしてでしょう」と一緒に首をかしげました。

水田道場にいると、高段の先生方が持てる技のすべてを全力で水田先生にぶつけていく姿を拝見することができます。それは、全部を理解できていないと思われる私にもすごい光景です。いま分からなくても、よく心に焼き付けておこうと思います。

2018/01/24

寒くなって道場にストーブが出てからは、水田先生と吉沼先生に温かい飲み物をお出ししています。稽古で少し温かくなっても、門下生のお礼のご挨拶の列が終わる頃にはまた冷えてしまいますし、せめて飲み物で暖まっていただこうと、今年の冬は水筒でコーヒーとほうじ茶を持って行ってみることにしました。

本当は水田先生、吉沼先生の隣で元に立って稽古をつけてくださる七段の先生方にも、後ろに並ぶ私に稽古の手本を見せてくださる先輩方にも、いつも真剣に稽古に臨む子ども達にも飲んでいってもらいたいと思うのです。

「昔の道場は稽古の後に先生を囲んで皆でおにぎりを食べたり、お茶を飲んだりしたものだ」という話を聞いた時から、水田道場でもそれをやってみたいというのが私のささやかな夢となりました。寒い日の続く今日この頃は、お茶の準備をしながら「お餅も焼きたいなあ~」と思います。

体育館の閉館時間を気にしながら帰り支度をする団体の多い昨今、そんなことのできる道場がどのくらいあるのか・・ちょっと羨ましいなあと思います。

2018/01/03

所用で水田先生と電話でお話しすることがありました。新年のご挨拶を申し上げると、先生は外にいらっしゃる様子で「明日から稽古が始まるから犬と散歩をしている」とおっしゃいました。私は水田先生が稽古で息を切らしているのを見たことがありません。だいぶ早足のお散歩だなあと思っていると、先生が「足を準備しておかないとね」とおっしゃったのです。

範士の先生も初稽古に向けてこうして準備をされるのです。暮れからお正月にかけて、稽古がないのをよいことに居心地のよい椅子にしがみついて、家の中を歩くのさえ節約していた自分を恥ずかしく思い、とても反省しました。

今年も反省からのスタートですが、頑張っていこうと思います。